10月29日は
毎年当山の報恩講の日です。
当日は過ごしやすい気候となり
大勢の皆様に
足を運んでいただくことができました。
報恩講は
一時期低迷した真言宗を復興された
中興の祖『興教大師・覚鑁上人』への
恩に報いる法要です。
覚鑁上人が入滅された日は
12月12日ですが
雪深い魚沼の地にある当山では
毎年10月29日に法要を執り行います。
20歳で高野山に登られた覚鑁上人は
その後、真言密教の復興に
尽力されます。
真言宗智山派である当山の総本山は
京都の智積院ですが
現在の真言宗智山派の他、新義真言宗、真言宗豊山派の
基礎を作られたのが
覚鑁上人であられます。
今年の報恩講も
無事、執り行うことができました。
お出で頂いた皆様に感謝いたします。
これから段々寒くなってまいります。
どうか、ご自愛ください。