大般若経会のあとはお楽しみの演芸です
前座は桂 伸しんさんの
落語を楽しみ
倉敷市観光大使でもある桧山うめ吉さんの
唄や踊りも素晴らしかったですね
最後は直江津出身の瀧川鯉橋(たきがわりきょう)さんの
落語で大いに楽しませていただいた
演芸となりました。
「節分」
節分とは、本来立春・立夏・立秋・立冬の前日をいうのであるが、今は立春の前日のみ節分とされ、春を迎え邪気(鬼)を払って新しい年の福を願う行事とされている。
ところで、オニとは何を意味するのでしょうか?
私は、人間の心の中にある怒ったり、貪ったり、愚痴を言ったりする煩悩であると思います。
私たち人間は、だれもが煩悩というオニを宿しています。そして、このオニを態度に表したり、口で発したりしています。
例えば、粗末な食事を前にして、「これでは食べるものがない」と不平不満の一言で家族団らんの食卓がいやな雰囲気になってしまいます。こんな時食事を作ってくれた人を思いやる心や、食べ物の命に感謝する心を起こせば、楽しい食卓になる。
私たちは、怒ったり、貪ったり、愚痴たりする弱い心「オニ」を取り除こうと努力精進することで、思いやりの心、慈悲の心を目覚め、限りなく仏に近づくことができるのです。